【日本のマグロの漁獲量】
日本は太平洋、インド洋などでマグロ類を漁獲しており、マグロ類全体の漁獲量は22万5千トン('05年)で世界一です。輸入の30万5千トン('05年)を合わせると、53万トンとなり、世界の漁獲量の約4分の1を日本が消費しています。 |
【生マグロと冷凍マグロ】
刺身用のマグロは、生マグロと冷凍マグロに大別され流通しています。
《生マグロ》漁獲後、一度も冷凍していないマグロです。長期間保存ができないため価格も高めです。
《冷凍マグロ》漁獲後、急速冷凍されたマグロです。長期間の保存と計画的な供給が可能なため比較的安い価格で販売されています。 |
【泳がないと窒息する】
マグロは世界中の海を高速で回遊するため、多くの酸素を必要とします。このため、常に口を開けて新鮮な海水をエラに通すことで呼吸しています。泳ぐのを止めると窒息してしまうため、死ぬときまで一度も止まることなく泳ぎ続けます。
マグロの体は泳ぐのに適した流線型をしており、通常は時速30〜60kmくらいで泳ぎますが、最高では時速約160kmで泳ぐとの報告もあり、海の最速の魚といえます。 |
【マグロを選ぶポイント】
店頭で販売されているマグロは主に刺身、又は“さく”の状態で売られていることが多いです。身が鮮やかでツヤがあるもの、解凍マグロはドリップが少ないものが良いです。 |
【マグロの料理法】
山口県産の新鮮なヨコワは刺身が一番です。“あら”も煮付けると美味しいです。 |