グリーン農産物の概要について

「やまぐちグリーン農産物」とは、環境にやさしい栽培方法で生産された山口県産農産物で、次の3種類の認証農産物を総称したものです。

1.国際水準GAP認証取得農場の農産物
 GAPとは「Good Agricultural Practice(農業生産工程管理)」のこと。国際水準GAPとは、食品安全だけでなく、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための5分野の生産工程管理に取り組む手法です。日本GAP協会等が認めた認証機関が認証します。



2.エコやまぐち農産物
 エコやまぐち100(化学肥料・化学農薬不使用)とエコやまぐち50(化学肥料・化学農薬を県基準から50%以上削減)の2区分があり、国のガイドラインに沿って県が認証します。



3.有機農産物(有機JAS)
 化学肥料及び化学農薬の使用を避けることを基本として、播種または植付け前2年以上(多年生作物にあっては、最初の収穫前3年以上)の間、そのほ場で有機農業を行っていることなどが要件です。農林水産省の登録認定機関が認証します。


農業生産における環境保全の取組を通じたSDGsへの貢献
持続可能な開発目標とターゲット
 飢餓を終わらせ、食糧安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する(2.4)
 あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する(3.9)
 すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する(6.3,6.6)
 持続可能な生産消費形態を確保する(12.2,12.4,12.5)
 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる(13.1,13.3)
 劣化した土地を回復し、土地劣化に荷担しない世界の達成に尽力(15.1,15.3,15.8)