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萩たまげなす
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基準
【萩たまげなす】
1.品種「田屋なす」であること
2.果重500g以上で曲がり4cm未満であること
3.出荷団体の出荷規格等に基づき出荷されたものであること
歴史・背景
「田屋なす」として、昭和初期~40年代にかけて長門市の田屋地区で作られていましたが、萩市にも種が渡り栽培が行われています。
 この「田屋なす」の中でも外観がよく、1本が500g以上のものを「萩たまげなす」(H22商標登録)と呼んでいます。
 名前の由来は、普通のなすの3~4本分もあろうかというその大きさから、山口県の方言で「たまげる(びっくりする)」という意味で名付けられました。
品質・機能
 一般のナスと比べて、アク成分の含有量が少なく、加熱することにより多くのペクチンが可溶化し「とろり感」が増すとともに、遊離糖量が多く甘味を多く感じるところが特徴です。
 このため、厚めに輪切りして焼いて食べていただくと、普通のなすとの違いにたまげること間違いなしです。
生産・流通・販売
 部会員全員がエコファーマーのJA長門大津田屋なす部会、JAあぶらんど萩 萩たまげなす専門部会において、ハウス栽培で着果数を制限して品質の安定を図りながら取り組んでいます。
 現在、山口県オリジナルのこだわり農産物として、県内市場を中心に首都圏等でも販売されています。
品質管理
 栽培では生産者全員が栽培履歴記帳を行い、JAが指定する集出荷場に出荷し、そこで、JA担当者が品質検査を実施します。
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