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長州黒かしわ
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基準
1.天然記念物「黒柏鶏(くろかしわ)」の雄と在来種等の交配により作出された地鶏
2.在来種血液百分率:75%以上(地鶏基準:50%)、飼育期間:80日以上、飼育方法:28日以降平飼い、飼育密度:10羽/m2以下
歴史・背景
 山口県農林総合技術センターでは、県の特産品づくりの一環として、山口、島根両県が原産の「黒柏鶏(くろかしわ)」を活用したオリジナル地鶏の開発に取り組み、雄系種鶏「やまぐち黒鶏」を作出するとともに(平成20年9月発表)、「やまぐち黒鶏」をもとにして実用的な県産地鶏の開発をすすめました。
 深川養鶏では、開発された県産地鶏の名称を平成21年2月に「長州黒かしわ」として発表し、平成21年秋から山口県内で発売開始しました。
※黒柏鶏は長鳴鶏に属する日本鶏で、昭和26年に国の天然記念物に指定されています。
品質・機能
 適度な歯ごたえを残しながらも柔らかくジューシーな肉質で、噛めば噛むほど味が出てきます。また、臭みのない上品な味で、うまみ成分も多く含まれています。料理では、特に焼き物、鍋物に適しています。
 特に「長州黒かしわ」には、脳や筋肉の疲労回復を助ける抗疲労成分の「イミダペプチド」が多く含まれています。
生産・流通・販売
 抗生物質・合成抗菌剤を使用しないハーブ入りの独自の配合飼料に加え、飼料用米や米ぬか等の地域資源を自家配合した飼料を給与し、海と山に囲まれた豊かな自然環境のなか、約90~100日間平飼いでのびのびと育てられた「長州黒かしわ」は、県内外の「長州黒かしわ取扱店」を中心に取り扱われています。
品質管理
 生産から処理・販売まで全ての工程を一貫して徹底した衛生管理を行い、鮮度と品質にこだわり、1羽1羽丁寧に検品しています。(一般生菌数・大腸菌群・黄色ブドウ球菌・サルモネラについて、週1~2回の処理毎に製品抜き取り検査実施。)
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