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大井の玉葱
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基準
【大井の玉葱】
1.中生・晩生品種で収穫後1ヶ月以上乾燥させたもの
2.直径7cm以上の秀品であること
3.外皮を除いて薄皮1枚にしたみがきたまねぎであること
4.出荷団体の出荷規格等に基づき出荷されたもの
歴史・背景
 昭和40年頃から水稲の裏作として比較的温暖な気候と大井川下流の砂壌土であることを利用した玉葱栽培が開始され、昭和43年に当時の大井農業協同組合玉葱組合が発足しました。
 その後、たまねぎに傷みがないことを証明するために薄皮1枚を残して取り除く「みがきたまねぎ」が考案され、昭和51年から下関、北九州市場へ出荷し、それ以来、高い評価を得ています。
品質・機能
 萩市大井地区は、日本海流の影響を受け冬期も比較的温暖であり、砂壌土で排水が良いほ場で、栽培されたたまねぎは大玉で肉厚があり、甘みがあるのが特徴です。
 さらに、収穫後の十分な風乾により貯蔵性を高め、1つ1つ丁寧な皮むきにより特有の光沢のある「みがきたまねぎ」として出荷しています。
 「大井の玉葱」は、中でも、大きさや品質を厳選した商品です。
生産・流通・販売
 生産地は玉葱栽培に適している砂壌土質であり、ほとんどが水稲の裏作として栽培されています。部会の申し合わせにより適期の肥培管理と病害虫防除がなされていることもあり高品質な玉葱が生産されています。
 個人選別ではありますが、完全な計画出荷、計画販売の体制が構築され、また、長期出荷の目的から冷蔵貯蔵も行っており11月からは冷蔵玉葱として安定的な出荷を実施しております。
品質管理
 収穫後は個人の貯蔵施設へ搬入し、1ヶ月以上しっかり風乾させることにより貯蔵性を高めています。個人選別ですが、生産者は、出荷規格に基づいて1つ1つ厳選し箱詰め後集荷所へ搬入します。集荷所では、定期的に部会役員による出荷品の検査を実施しています。
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