ホーム > 知る > やまぐちの農林水産物 > アスパラガス
アスパラガス

ほどよい歯ごたえと自然な甘味。何も加えず味わいたい野菜です。

アスパラガス
 ユリ科の多年草。日本に伝えられたのは江戸時代で、食用として栽培され始めたのは、明治時代以降です。
 一般的に家庭で広く利用され始めたのは昭和30年代で、比較的歴史の浅い野菜です。

【選び方】
穂先の締まりが良く、開いていないものが新しくて甘みがあります。また、鮮度が味の決め手です。緑が鮮やかであり、切り口の変色がなく、新鮮で張りのあるものを選びます。
 保存する場合には、ポリ袋に入れ、冷蔵庫に立てておきます。

アスパラガスの圃場
【出荷】
 県内では温暖な瀬戸内沿岸部を中心に栽培されています。栽培は病気の発生を防いだり、雨や風に当たらないようにするため、主にビニールハウスを利用して行われます。
 出荷時期は3月から10月まで、県内市場を中心に出荷されます。また、県内の一部の産地では、「エコファーマー」の認定を受け、環境にやさしい農業に取り組んでいます。

【ホワイトとグリーンの違いは?】
 実はどちらも同じ品種のアスパラガスです。よく缶詰などで売られている白いアスパラガスは盛り土の中で育ち、日光に当たらないうちに収穫します。反対に土盛りしないで、日光にたくさん当たって育ったのがグリーンアスパラガスです。

【アスパラガスで疲労回復!】
 アスパラガスという名前は、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸を多く含むところからつけられたもの。アスパラギン酸は新陳代謝を促し、タンパク質の合成を高め、疲労回復に効果があると言われています。